「英語を話せるようになりたいんですが、おすすめの勉強法はありますか。」

レッスンを受けてくださる生徒さんから、よく尋ねられます。単語帳や会話本でフレーズを覚えたり、ニュースや映画を見るなど学習法は様々で、皆さんそれぞれお好みの練習法で取り組んでいらっしゃるでしょう。

英語を話すのに、文法や単語力はもちろん必要です。私が最近レッスンで感じ、強化しようとしているのは、「コミュニケーション」です。話すことそのものを考えてみると、会話は、話す相手がいて成り立ちます。家族や友人との会話を想像してみてください。相手が話す-> それを聴いて理解する->わかりにくい、またはもっと情報を知りたいときは質問するといった具合で会話が進みますね。

英語を話すとき、この「聴く」「理解する」「質問する」をどの程度行っているかを少し振り返ってみてください。また、相手の話し方にもう少し注意を向けてみると、使っている表現、例えばよく使う動詞やフレーズなどに気がつくことができます。そして、わかりやすい英語を話す相手の表現は、ぜひ自分の表現にも取り入れていきましょう!

グループレッスンをご受講いただいている方から、「他の人の話し方を聞いて勉強になる」、「苦戦されているところが自分にもわかる、自分だとこんな風に言うだろうな」とおっしゃるのを聞きます。相手の話を聴いて、学びを深めていらっしゃる様子がよくわかります。また、ご自身が話すときも、質問を待つばかりでなく、チャンスがあれば自分から話を広げていきましょう。自分から質問して、相手に答えてもらうようにすると話が広がっていきます。グループレッスンの最大の利点は、コミュニケーション力を高めることです。たくさん聴いて、質問し、コミュニケーションを深めましょう。